衣料・雑貨のお洗濯&お手入れ

アジアン衣料の色落ちについて
当店の衣料品に限らず、アジアン衣料全般に言える事とご理解頂きたいのですが、天然素材や天然染料が使われている場合は、色止め処理が施されないこともあり、色落ちや素材によっては多少の縮みが出る物もございます。 化学染料も多く使われておりますが、染料の質は、数十年前のアジアン衣料と比べると改良され、色落ちしにくくなってきております。しかしながら、デパートや量販店で売られているような工業製品のように画一的なクオリティではなく、色が落ちにくい物もあれば、中には色落ちが多く出る物もございます。

私たちが日常、当たり前のように着ている日本の工業製品から考えてしまうと、考えられない話ではありますが、インド、タイ、ネパールなど現地での生産品は、ハンドメイドがほとんどですので、作業する状況や環境によって、色合いやサイズ、刺繍などが1点1点、少しずつ異なる場合がございます。

また工業製品と比べますと、アジアン衣料の多くは天然素材を使ったハンドメイド製品のため、洗濯に対する耐久回数がかなり低く、繊細な衣料品です。

そのため、洗濯は、基本的に手洗いをおすすめいたします。少々手間もかかりますが、洗うたびに少しずつ変化する風合いを楽しむ事がアジアンファッションの楽しみ方とも言われております。洗うたびに少しづつ変化する風合いや色合いをお楽しみ頂ければと思います。

以上の事をご理解頂けますと幸いです。
綿・レーヨンの洗濯方法について
◎色落ち、色移りしやすいので他の物と一緒にせずに、単品で水またはぬるま湯で押し洗いして下さい。
◎蛍光・漂白剤の入っていない中性洗剤や、おしゃれ着専用洗剤でやさしく手洗い(押し洗い)します。
◎洗濯機を使う場合は、裏返しにしてネットにいれて『手洗いコース(弱水流)』で洗って下さい。
◎最初の1、2回は、色落ち防止のために洗剤と一緒に「お酢」をいれて洗うと色落ちしにくくなります。
(少量の手洗いの場合、お酢は50cc程度。洗濯機で高水位で洗う場合は100cc程度)
◎すすぎは泡が消えれば大丈夫です。色水が出ても気にしなくてOKです。
◎脱水は極力弱めに30秒〜1分ほどに。
◎脱水したら、さっと形を整え、色あせを防ぐため裏返しのまま風通しの良いところで陰干しします。
◎乾燥機は縮みの原因となりますので、お避け下さい。

※お酢は多少入れすぎても服に悪い影響はありません。
※濡れたまま他の洗濯物と一緒にしたり、脱水後長時間放置すると色移りの原因になります。
シルク製品・古布製品・刺繍製品の洗濯方法について
◎基本的にはドライクリーニングをおすすめします。手洗いされる場合は単品で、ドライクリーニング用洗剤で優しく押し洗いして下さい。
◎タオルなどで包んで軽く押し絞って水気を取り、日焼け防止のため、形を整えて陰干しにして下さい。

※洗濯機での脱水、また乾燥機は製品を痛める可能性がありますのでお避け下さい。
アクリル・ウールの洗濯方法について
◎色落ち、色移りしやすいので他の物と一緒にせずに、単品で水またはぬるま湯で押し洗いして下さい。
◎蛍光・漂白剤の入っていないドライマークの衣類が洗える中性洗剤や、おしゃれ着専用洗剤をご使用下さい。
◎裏返しにして優しく押し洗いして下さい。引っ張ったり、揉んだり、こすったりしないで下さい。毛羽立ちや毛玉の原因になります。
◎脱水は洗濯ネットに畳んで入れて、20秒ほど。洗いから脱水までが、5分以内を目安に手早く行って下さい。
◎干す時は形を整えて、陰干しします。濡れた状態でハンガーなどに吊るすと、重みで引っ張られて伸びてしまいます。
◎型くずれや縮みを起こしやすいので、平干しして下さい。乾いたバスタオルなどの上に広げて置いたり、平干しハンガーをご利用下さい。
帽子のお手入れについて
◎ワイヤーが入っている帽子は、洗濯機にかけないで下さい。基本的に洗濯できません。
◎水に濡れますと傷み、色落ちの原因になりますのでご注意下さい。濡れたら、よく乾かして下さい。
◎ドライヤーで熱風を直接かけたり、乾燥機にかけたりしないで自然乾燥して下さい。
◎汚れが付いてしまったら、素早く固く絞ったタオルなどで汚れを、ふき取ってください。その際、強く擦らず、叩くようにして汚れを落として下さい。
バッグのお手入れについて
◎アジアン製品のバッグは、素材にもよりますが、基本的に洗濯できません。
◎水に濡れますと傷み、色落ちの原因になりますのでご注意下さい。濡れたら、よく乾かして下さい。
◎ドライヤーで熱風を直接かけたり、乾燥機にかけたりしないで自然乾燥して下さい。
◎汚れが付いてしまったら、素早く固く絞ったタオルなどで汚れを、ふき取って下さい。その際、強く擦らず、叩くようにして汚れを落として下さい。
布用消臭スプレーのご利用について
洗濯できない帽子やバッグの匂いが気になる場合は、布用消臭スプレーがオススメです。
ただし、シミになったり風合いを損ねる恐れもありますので、ご使用の際は、スプレーの「使用上の注意」をよくご覧になり、目立たない部分でお試しの上、ご利用ください。
※レザー製品には使用できません。
レザー製品のお手入れについて
◎水に濡れますとシミや色落ちの原因になりますのでご注意下さい。濡れたら、乾いた布でふいて、よく乾かして下さい。
◎ドライヤー、乾燥機、日光などでの急激な乾燥はひび割れなどの原因になりますので厳禁です。
◎カビを防ぐためにも、通気性良いタンスに保管して下さい。ビニール袋をかけたりしないで下さい。
◎汚れてしまった場合などは、固く絞った布で汚れをやさしく落として下さい。
◎皮革専用のワックス、クリーナーでメンテナンスして下さい。艶が出て、長持ちします。
サンダルのお手入れについて
◎アジアン製品のサンダルは基本的に洗うことができません。雨に弱いので、晴れの日にお出かけ下さい。
◎水に濡れますと傷み、色落ち、色移りの原因になりますのでご注意下さい。
◎濡れたら、しっかり自然乾燥して下さい。カビを防ぐためにも、通気性良い場所で保管して下さい。
◎汚れてしまった場合などは、固く絞った布で汚れをやさしく落として下さい。
アクセサリー・服飾雑貨のお手入れについて
◎水に濡れますと傷み、色落ち、色移りの原因になりますのでご注意下さい。
◎濡れたら、しっかり自然乾燥して下さい。