ティンシャ。
「チベタンベル、チベタンシンバル」とも呼ばれます。
ネパールのチベット密教で使われる法具のひとつで、旅の危険から身を守る魔除けとしてや、
読経や瞑想の儀式の際にシンギングボウルと共に用いられたりなど、様々な場面で使用されてきました。
現代では意識をクリアにしたい時や集中させたい時、
心を落ち着かせたい時など、また様々な場面で活躍してくれます。
部屋や空間の浄化に加え、意識が高まり覚醒状態になったものを
こちらへと呼び戻すグラウンディングとしての役割もあることから、
瞑想やヨガ教室などで始まりと終わりとに用いられることも多いようです。
凛として美しく響くその音色は倍音と呼ばれ、
心を静めて集中力を高め、極上のヒーリングをもたらします。
また場を浄化する力があり、天然石の浄化にも使われます。
職人によってひとつひとつ手作りされた物は、右と左でそれぞれの音が微妙に違います。
ふたつとして同じ形、同じ音がないのもティンシャの素敵なところです。
このティンシャには、八つの吉祥文様が刻印されています。
吉祥紋様(きっしょうもんよう)とは、縁起がいいとされる物を描いた図柄のこと。
チベットでは「タシタゲ」と呼ばれています。
宝旗・法輪・宝傘・吉祥紐・法螺貝・蓮華・宝瓶・双魚。
模様にはそれぞれ意味があり、縁起が良いモチーフとして寺院の入口や住宅、
街の至る所に描かれたり飾られたりしています。
また内側には薄らとですがチベット密教の『マントラ』(六字真言)が彫られています。
◇ティンシャの鳴らし方◇
・組み紐を持って
両手で垂直に組み紐を持ちます。
水平に保ち、そのまま静かにティンシャの側面のエッジの部分があたるようそっと打ちます。
音色が長く続く使い方です。
・上下に
ふたつのティンシャを上下にクロスするように持ち、下のティンシャを土台にして、
上のティンシャをゆっくりと下のティンシャにあてて鳴らします。
組み紐を持つよりもブレがなく、音の強弱をコントロールしやすいです。
チベットの一般的な鳴らし方。
・シンバル風に
ティンシャの表面の付け根を持ち、裏面をあわせるようにそっと打ちます。
どちらかの手を固定して、反対の手でそっとシンバルのようにあてると澄んだ音が良く響きます。
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■サイズ:内径約7.1cm 273g 革紐約19cm (レターパックプラス送料無料)
■素材:真鍮 水牛の革紐